Sunday,Tuesday 05 - 2003
「外来語」

 わかりにくい外来語を、わかりにくい日本語に直そうという国立国語研究所の第2弾中間案が発表された。コラボレーション(18%)、アーカイブ(8%)、メセナ(5.7%)、ユビキタス(3.9%)など。その理解率をみていると、よくもいままで会話が成立してたなあ…と思う一方、そこで時空自在と言い換えたところで「…仙人?」と心配されるかもしれないが、「ああ、ユビキタスのことか。」とわかる人はますますいないだろう。

例:
 弊社のグループウェアを導入することで、個々のケーススタディをリアルタイムにデータベース化しナレッジマネジメントを実現します。
→うちのソフトを買うと、あちこちの部署で起きたことをその場で記録して、みんなで一緒にみれるようになりますよ。

 そもそも、わかりやすく言えるところをわざわざ体感的でない外来語を使うことにはそれなりの目的があってのことなんだから、お節介はやめてもらいたい。ユビキタスはユビキタスでいいのだ。その未来っぽい喉ごしを味わう単語なんだ。遠くにありて思うものなんだ。コンシーラーをしみ隠しと訳したり、サンタクロースを両親のきまぐれと訳したりはしないだろう。

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シルチョフ * shasho-san@hinden5.com
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