.264
263< Index // Hinden5-TOP >>265
|
1泊2日で忙しなく京都に行ってきた。というわけでもないが、こういう風情ある道を3、4里ほど歩いた山中に恋人の暮らす一軒家があるわけで。夜ともなると囲炉裏にぶらさがった鉄瓶の影が障子に揺れていて、たまにその影のかたちが平べったいと、ああ、今日はご飯をつくってくれてるんだ…と気がついて嬉しくなる。 日曜の夜は囲炉裏端で大好きな「どうぶつ奇想天外」をみることが多くて。そんなわけで今週もその感想を書き留める。途中、コンビニにでかけて見逃した部分も多いけれど注目はキンチャクガニだろう。まるでチアガールのように両手にボンボンをつけているこの小蟹。ボンボン部分はじつはイソギンチャクなのだという。イソギンチャクに毒があるのでこれを振りかざし、タコなどの外敵を「こ、こっちくるなよ。くっつけちゃうぞ。」といった感じで追い払い、イソギンチャク、その名もカニハサミイソギンチャクの方もプランクトンなどをじっとしていて食べられるという共生関係にあるのだという。
先日のこと。ジュンク堂に向かおうとすると警官が妙に多く、道行く人が一様に携帯電話を空中にさしあげてると思ったら石原慎太郎氏が池袋駅前に遊説に来ていた。口をひらくまえにさっさと書斎にこもる。万が一、雨でも降ってきて、弟が応援に来てくれました、なんていいだしたらことだ。半世紀前の乙女達が大きな柄物のハンカチなんかとりだして鼻を押さえたりしはじめたら僕はアナフィラキシーショックをおこして死んじゃうからだ。アナフィラキシーでいいんだよね。エンターテインメント。カート・ヴォネガット。シミュレーション。ああ、ややこしい。 選挙権をもらってだいぶ経つのにしたことのない投票だけれど…ちゃんと届いた公報をみるぐらいはしているのだ。読むとわるいことをしようと考えている人はいない。みんな似たような飴がならんでいるばかりで、どっちもどっちで。そのうち空しくなって投票に行く気もなくなってしまう。今回は怪気炎をあげてる人がひとりいたけれど。それも妄想じゃ仕方がない。 「戦争によるガソリンの値上げに対し、石油に代わる新しいエネルギーの発明で一挙に対応します。」 政治については複雑すぎてわからないことだらけだけれど、政治家のお給料については有無を言わさず、いますぐ百倍ぐらいにすればいいと思ってる。秘書の名義を貸した貸さないとか…派閥とか、支度金だとか、失敗をあげつらいあい、ブーイングしたり、コップの水をかけたり、服を乾かしたり、そういう身の回りのケチなことに頭を悩ませずに国家百年の計を心ゆくまで考えさせてあげたい。あんな歳をとってまで、そんなくだらないことに心煩わせる人生なんてかわいそうだ。
サーバー容量が不足してます。不足というより、ファイルサイズを合計すると契約の容量をどうもオーバーしている。でも書ける。どういうことなのか。あたらしく書いただけ、どこかの文章の無駄が勝手に削られているのかもしれない。 そういう契約の空中ブランコみたいのが苦手で年末から延び延びにしてたけれど、いよいよ困ったので一週間以内に引越をはじめます。もし華麗なブランコに失敗して一時的にサイトが消えていても心配しないでください。どうせ僕は元気です。
コンペで勝つと1ヶ月もギャラリーを貸してくれるところがあって、未明にかけてプリントアウトをすると朝食もとらずに六本木まででかけた。ネットで発表するのと違って、ただ受付の人に封筒をわたすだけでとても恥ずかしいや。 そのあとは表参道にでて、ルイ・ヴィトンがおかしなことになってるのをみたり、スパイラルを覗いたり。頭の中が澱みすぎて、どうしようもなく苛ついている。道行くおしゃれな人。高級チョコレート。小花柄のスカート。 食べたのはひとつ1,200円もするハンバーガーで。前から気になっていたのだけれど、とうとう宣伝文句に負けてしまった。「日本人はおにぎりの本当の美味しさは知っているけれど、ハンバーガーの本当の美味しさをまだ知らない」というのもの。こちらを持ち上げてるようにみえて、「あなたが食べてるハンバーガーなんてアメリカの人が食べてる寿司やおにぎりみたいなものだ。」と暗に言われてる。暗にでもないか。悔しいじゃないか。気になるじゃないか。 #今日は嘘はなし。ちゃんと普段から嘘をついてれば、なにもエイプリルフールに焦って嘘つかなくたっていいのだ。 |
263< Index // Hinden5-TOP >>265
シルチョフ・ムサボリスキー
shasho-san@hinden5.com
(C)2003,Silchov Musaborizky,All rights reserved.